出版記念パーティ



2月27日、私の処女作 『余韻』が出版されました。

ささやかだけれども、皆さんに感謝の気持ちを込めて、
出版記念のパーティを開かせていただきました。


お料理は、大好きな「きんしゃり食堂」の亜希子さんにお願いしました。
毎週木曜日だけオープンする「きんしゃり食堂」さんは、
玄米と安心・安全な食材で本当に手の込んだお料理を作られるお店で、
ご近所ということもあって、毎週のように通っています。

「30人分ものお料理なんてしたことない〜」と最初は
迷われていましたが、やっぱり亜希子さんにお願いして良かった!と
心から思えるようなお料理で、本当に、本当に素晴らしかった。



オムレツ
車麩カツ
唐揚げ
トマトのピンチョス
クスクス
カシューナッツスープ
大根の豚肉巻き・・・・・

などなど、他にも本当に美味しいお料理の数々で
皆さん「こんな美味しい料理食べたことない」
「どれも美味しくって、いっぱい食べちゃう〜」と本当に喜んでくださって。





Unknown Books & Printings の熊野さんにもご出席いただいて
ご挨拶いただきました。

新たに立ち上げたUnknown Books というレーベル。
第三弾目という大事なタイトルに選んで頂けたこと、彼の言葉を聞き、
改めて感謝の気持ちが溢れてきます。


そして、私も皆さんに感謝を込めて挨拶させていただきました。
(前日から心臓バクバクでどうなることかと思いましたが、
皆さんの温かい笑顔に助けられながら なんとか無事終えました:
なにを言ったのか 覚えていない 笑)




来てくれた皆さんとの記念撮影・・・・・・・・・・


子供たちが小さなブーケをつくって手渡してくれた感動。
抱き合って、一緒に泣いて、笑って・・・。
プレゼントやお手紙、抱えきれない程の花束・・。
本当に胸がいっぱい、
幸せなひと時・・・・・
(一緒にお撮り出来なかった方、残念です。)



遠くで優しく見つめてくれる父・・・・

父は仕事で本当に忙しい中、テーブルの準備、会場設営をしてくれました。
感謝してもし切れません。






そして、デザートのケーキは 私が習っているマクロビオティックの
kuu-kuuの千穂さんにお願いしました。
卵・乳・小麦粉・白砂糖不使用のマクロビケーキ。
娘もお手伝いさせて頂き、デコレーションを仕上げました。


kuu-kuuさんのブログにもケーキのこと書いてくださっています。
千穂さんのケーキは、本当に美味しくて、
マクロビだけれど、良い意味でマクロビっぽくない
華やかで美しくって、本当にびっくりする程美味しいのです。


デコレーションは、娘が「お母さんの好きなものはなに?」と聞いてきたので
「ゆりの花」とリクエストしました。
いちごとソイクリームでダイナミックなゆりの花♡
「お母さんへ ゆりこ」と書き、皆にお披露目。



そして、Unknown Books 熊野さんと何故かケーキカット 笑

おふざけする母でゴメンなさい 笑





そして、kuu-kuuの昌夫さん・・・・
彼には歌をリクエストしていたんです。
本当に優しくて、美しい詩で、落ち込んだときは彼のCDを聴きながら
元気を貰っていた私は、どうしてもお祝いに歌を歌って欲しい、とお願いしました。
人前では歌わず、自然の中でひっそりと歌っているような、
本当に解き放たれた人。
毎年参加している半断食のセミナーでも、
そんな昌夫さんの優しさに何度も助けられてきた私です。


泣けました。
詩に紡がれる光景が浮かんでくるんです。

新しい朝、生まれたての太陽の光、風と唄う、夜空に煌めく星、空を飛ぶ私・・・

リクエストした曲も歌ってくださり、心の奥が溶けて熱くなり、
幸せが世界中に流れだしたような時間。

「幾千のときを超えて、とろけるように笑おう」

うん、そんな風に生きていこうと思います。
これからは。


ご参加してくださったみなさま、
本当にありがとうございました!
人生で一番幸せを感じた時間でした。
夢が叶った喜びもありますが、それだけでは得られない喜びです。
こんなにも多くの方が支えてくれていたんだということ、
自分のことのように喜び、泣いてくれる人がいること、
皆さんとの出会いの中で、今の自分が在ること・・・。


苦しみがあったからこそ、感じることが出来た喜び。
本当に何ともいえない穏やかで幸せな時間が流れるパーティでした。
ありがとうございました!



後日、大阪での販売会のダイアリーも書かせてください。

そして、今日蔦屋代官山に本が置かれることが分かりました!
嬉しい〜〜♡

 

A New Beginning for me

 

この喜びを なにに例えたらいいのだろう。


もしかすると、今、人生で一番幸せを感じているかもしれない。
それは、単に 夢が叶ったからじゃない。
もちろん、本を出すことは 静かに、ずっと内側で温めてきた想いだったけど、
それだけでは こんな心を知ることはなかった。

自分の周りにいてくれた人たちの温かさ、優しさ、
言葉に出さずとも伝えてくれる想いに気づかされ、
これだけの人に支えられて、今の私が在るのだと 改めて感謝し、
人生で感じたことのない幸せを感じています。


友人、知人から送っていただくお祝いのメール。
日々、お会いする方からいただく言葉。
本当にありがとうございます。


誰にも言えない苦しみを聞いてもらっていた友人からは、
「自分のことのように嬉しい」と言ってもらいました。
時折 浄化のためヒーリングをお願いする方からは、
「解放、リリースの年です。 
そして、その苦しみがあなたのクリエイティビティを広げています。
モンゴルの草原にいた時の記憶、草の匂いのする風・・・
限りないエネルギーを思い出して、創っていく意欲が溢れてますよ」
とメッセージをもらい、
苦しみに見えることも、反対側からみれば違った景色になりえる、と
気づかされました。


親戚のおばちゃんは、なにより喜んでくれ、
「私が一番に買う!」と言ってくれました。

普段、そんなに話すこともない叔母が
記念パーティに、30人分の赤飯を炊いてくれると、
「それぐらいなんちゃでないわな!(なんでもないよ)」と
張り切ってくれます。





そして、昨日 無事本が届きました。
「めっちゃいいですよ!!」と出版元のオーナーさんから手渡された本を
そっと握りました。
手触りにこだわった表紙。
あえて真っ白にした表紙をめくると 現れる濃密な世界。
ページをめくる度、「わあ〜!わあ〜!!」って感動。

なにより、私以上に「めっちゃいい!」と興奮するオーナーさんが
面白くて、段々笑いがエスカレート。
二人でよく分からない大爆笑になった瞬間が
なんとも言えず、ずっと忘れないだろうと思える瞬間でした。


そして、広州からのコンテナも同じ日に届いたのです。
本とアンティーク、同時に届き、なんだか胸いっぱい。
「アンティークたちも出版記念をお祝いしてくれるつもりだったのかしら」
そう思うと、開梱しながらも 感動でまたまた胸いっぱい。
27日の記念パーティには、アンティークたちのお披露目もさせていただきます。
益々良い時間が流れそうです。



そして、そして、
同時進行している大阪でのイベント・・・・

こちらは Pre'sent-プレザン-!

ただいま急ピッチで制作中!
atelier gratiaさんでの 出版記念販売会では
Pre'sent の新作も発表させて頂きます。


今回の新作、かなり良い!(と自画自賛)笑




ブレスレット9点、
ベルト4点、
ストール1点をお持ちさせて頂く予定です。

昨年12月に上海で見つけた
ミャオ族の衣装の端切れを元に リメイクした新作です。





3月1日(日)出版記念販売会には、
私も終日在店させていただきます。
関西方面の方は、是非遊びに来てくださいね。
お会い出来ますこと 楽しみにしています。





※2月27日の出版記念パーティは定員を超えましたので
受付を終了させて頂きます。
ありがとうございました。



あけましておめでとうございます


明けましておめでとうございます!


2015年も、このN's collection ダイアリーに
立ち寄ってくれて、ありがとうございます。





今年も 美しいモノに出会い、
触発され、新しい世界のドアを開いていけますように。




仏教の言葉に、「依正不二」(えしょうふに)という言葉があります。
「自分と自分の周りを取り巻く環境は、別のものではなく一体であり、
周りで起きる出来事も、周りにいる人間も、全て自分自身の心の状態を
投影させたものである」という意味で、
大切な人が教えてくれた言葉です。


この言葉を教わってからは、
日々、「依正不二」を心に置きながら過ごしていたように思いますが、
今年も引き続き、この言葉を胸に精進したいなあ、と思っています。




目の前にある世界は、変えることの出来ない受け身のものではなく、
自分自身で選択し、創っていけるもので、
一人、一人が心の有りように、責任を持てるようになれば、
世界は変わっているのかもしれません。


世界平和を願うのであれば、
まずは自分自身の心に問ってみます。
人を差別する心や、恐れ、妬み・・
本当に、小さな、小さな そんな断片が無いだろうか?
そんな小さな断片を、一つ、一つ手放していくことが
世界平和の実現の第一歩。






あら、またスケールが大きくなってしまいましたが;;
本当に日々そんな風に精進したいなあと思うんです。
どんな世界に生きるのか。
選択は自分自身だから。




列車はもう動き出しました。
今年もよろしくお願いします。



 

言葉の向こうに


ドキドキしませんか?
この刺繍。 


上海で出会った スペシャルな一枚です。




ミャオ族の姉妹が営むテキスタイルショップ、Brocade Countryで見つけました。


ここまで緻密で立体的な刺繍ははじめて。
棚に飾ってあった この一枚と目が合った瞬間、釘付けに。

ベースの生地の藍も なんと美しいのでしょう!




ミャオの刺繍に、決まって用いられている 蝶と鳥、そして花。
この三つが象徴的なモチーフのように描かれていることが多いのです。


不思議になって 店の女性にたずねてみると、
ミャオ族の間で語り継がれる「お話」があるそうなのです。




昔、昔、蝶とうずまきが結婚して、子宝に恵まれたそうです。
蝶は、たくさんの卵を、森の中で大事に温めるそう。


この物語から、
彼女たちは子宝を願って、蝶とうずまき(鳥)、花のモチーフを
刺繍するようになったそうなのです。





ロマンティックですよね。
物語を聞いて、これまで以上にミャオの刺繍が好きになりました。







裏もまた、美しい・・・・・


ミャオ族には、文字がありません。
文字を書くように、
想いを手紙にするように、
心を刺繍に落とし込んでいったの?



どんな願いを刺繍に込めたの?
その模様は、なにを語るの?


神話や物語、柄が意味するものがあったとしても、
一人、一人、 糸を重ねた女性の数だけ 
意味を変え、カタチを変え、
彼女たちだけの 「言葉」になっていく。



刺繍から 想いを読み解く・・・
なんて、甘美で情緒的。
新月の夜にぴったりですね。

 

超愛


朝日が 彼を連れていく

遠い、遠いところへ


靄の煙るこの街の


深い、深い夜に どうかこのまま留めてください。






大きな河の向こう岸は もう香港。
深圳に向かう列車の中で
チャンは決まって同じセリフを言うのだ。



「ごめん、今日は行けない。」



(・・・・ああ、やっぱりそうだ。)
洋子がこの街を経つ、最後の夜は決まって 彼はいない。
香港からの行商を、迎えに行かなければならないのだ、と
何故か いつも同じセリフを 電話越しに聞かされる。



「そっちへ戻ったら夜中になるから そこへは行けない。」

「ok, 分かった、 気をつけてね。」


心が消えた声で そう言うしかなかった。
「夜中でもいい、会いに来て。」
そんな言葉は 一度も口にはしなかった。




チャンは何故か 風のように
掴み所が無く、
いや、無意識に 相手にそうさせる能力を持っているのか
其れ以上、踏み込ませない「空気」を持っていた。


其れ以上 踏み込んだなら
すっ、と 消えてしまう。
太陽のいたずらの、影のような人だった。


そして、洋子は そんな影に吸い込まれていく
運命のような女だった。


一人、この街の白けた時間を彷徨う。
チャンがいない この街は、音のない、風のない、世界。




明日にはもう日本に帰るというのに。
次は いつ此処へ来れるかも 分からないのに。
あの人は どうともない声で ただ忙しげに電話を切った。




しばらくして また電話が鳴る。

「今少し電話出来そうだったから・・。
今日は帰れそうにないんだ、 ごめん。」

「うん、分かってる。あなたは忙しい人だから。」

「大丈夫? 
 日本に帰ったら、電話して。」

「ok、電話するわ。」

「I love you, 」

「I know.」



慌ただしげに電話は切れた。
たった 数秒のチャンの声に、
洋子は冷静さを欠き、
心ごと持っていかれることを、
チャンに落ちて往く 
小さな自分を感じていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


チャンにも、洋子にも
超えられない壁がある。
乗り越えるには、途方もない障害がある。


その痛みは、いつしか 直視できないものになり、
「痛みを感じない愛し方」を覚えてしまっていた。



チャンと洋子は、永遠に水際を泳いでいる魚のようだった。
新世界があることを知りながら。
臆病で 飛び立てない 二匹の魚は、
時折 命がけで深い、深い 超愛の海の底に潜っていく。
超愛の波に、 ただのまれていく。

 

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