本当のワタシに出会う旅


GW、三泊四日で kuu-kuuさん主宰の半断食セミナーに参加してきました。

塩江という場所自体、私にとって縁を感じる場所でもあります。
主人が独身時代、一人で絵を描いたり、
瞑想のために訪れていたのも塩江でした。

そして、主人との初めてのデートで 彼が連れてきてくれた場所も塩江。
主人が一人で見てきた自然風景を 初めて二人で見た場所でもあるのです。


過去の記憶を呼び覚ますような緑溢れる場所。
半断食のことも、マクロビオティックの世界もなにも分からないまま、
それでも、「今がその時」と心が教えてくれ、
土壇場で参加を決意。





どんな旅が待っているんだろう、
ワクワク、期待に胸躍らせながら、セミナーがはじまりました。
身体というものに 真剣に向き合うことを どこか後回しにしていた自分がいて、
そういう部分に 向き合うタイミングのようなものを感じ、
そして、kuu-kuuの千穂さんの、 琴線に触れる言葉に揺さぶられ・・・、
そして、「あわよくば痩せれたらラッキー」なんて(笑)


・・・が; 蓋をあけてみると、来たことを後悔するような過酷な時間!
まず、最初に待っていたのが 片道6km、往復12kmの山登り。
山の頂上を目指すのだから、当然、最初の6kmはひたすら昇り坂。
普段、これといった運動をしていない自分の目の前に
突然あらわれた修行のような道;;


小学校のマラソン以来の動機、息切れ、
これが、毎朝の日課に組み込まれています。
しかも、水分は摂取できません・笑
水分は、一日、この山登りから戻った後の一杯と、
(ダイエットスープ・番茶・梅醤番茶から好きなものを選びます)
夕飯後、そして夜9時の食箋の一杯のみ。


初日はなんとか完走。
夕方5時、この日初めての食事です。
「半断食」ですので、完全に食を断つのではなく、
限られた 少しの食べ物をいただきます。

初日は、玄米とたくあん、梅干しです。

「ご飯が食べられる!」と喜んでいた矢先、
「一口、200回噛んでください。」と、いつもの穏やかで優しい表情の千穂さん。

人生で、食べ物を200回噛んだ経験はありません;

「液状になってしまいますので、上をむいているとのみ込んでしまいます。
意識して頭を下げると、のみ込まずにすみますよ。」


一口、 口に含んでは、箸を置き、
200回数えます。
もちろん、私語もNG。
皆、命をいただく行為、噛む、という作業に集中・・。



日も暮れ、辺りが闇に包まれ始める・・・
1時間経っても、まだ食べ終えれない・・・。



なんとか、完食し、一日目を終えることが出来ました。
夜は10時消灯。
朝は5時半起床。

早朝、各部屋の掃除から一日は始まります。

「コップ一杯の水・・」
心の中で、いや 声に出して、
参加者同士、「水が飲みたい」のフレーズが口癖になっていました。


それでも、自ら進んで雑巾片手にトイレ掃除、床磨きをしているのは
なんなんだろう。
ワタシの身体を動かす 原動力はなんなんだろう・・。
「もう、帰りたい。 こんなの無理」と言っている自分。
それでも、自然に、また山へ向かっている自分・・・。
この感覚は なんなんだろう・・。 ずっと考えていた。


水分を取らないことや、食事の内容については、
ワタシがマクロビオティック・半断食に精通している訳ではないので
ここでの説明は省きます。
全ては、身体を排泄モードへ切り替えるための作業なんでしょう。
詳しくはkuu-kuuさんのブログへ! 


2日目の登山は、頂上を目前にリタイアでした。
身体の排泄がどんどん起こり、
これまでの食生活から酷使してきた内臓の、様々な反応が出てくるのです。
元々、低血糖症の要素を持っていたため、
山の途中で、めまい、震え、吐き気が襲ってきました。
普段のワタシなら、あっさりリタイアするハズが、
何度もしゃがみ込み、休憩しながら
また 山道を登っていました。


千穂さんのご主人は、登山には常に同行し、
参加者の様子、フォローをしてくださっています。
山道での、彼の声かけに どれだけ救われたか・・・。


途中、立ち上がれなくなり、千穂さんが低血糖の症状が出た時用の、
スープ(食箋)を持ってきてくれました。
口の中はカラカラ。 唇の皮は剥け(これも胃や腸の排泄のサインなのだそう。)
悲惨な状態。
スープを2、3口飲み、
「行ける所まで頑張ります」と、また山に向かう自分がいました。


最終的に、下り道で全く足に力が入らなくなり、リタイア。
車の中で緊急時のスープを飲む。
身体が石のように重い。
強烈な吐き気。

部屋に戻って、気を失うように、2、3時間眠ったでしょうか・・。

2日目の夕食。

ああ、こうやって改めて写真だけ見ると
なんて美味しそう。
でも、不思議と食欲がなくなるのです。
「とにかく水分が欲しい」
「ジューシーなフルーツが食べたい」(心の声)
玄米も三分の二は余し、食べれる喜びより、200回噛む苦痛が上回ります。

キャベツを蒸したのみの一品。
その水分が、甘みが 生きた心地を感じました。



毎日、日誌をつけ、自分の心と身体に向き合います。
二人ヨーガや、足つぼマッサージ、生姜シップなど
空いた時間も様々なワークショップが盛りだくさん。
宿泊施設には温泉もあったので、
自由時間は温泉に。


3日目。
精神的にも、肉体的にもシンドイ2日目を通り過ぎると、
自分の中で何かが変わっていることを感じました。

山登りで、頂上まで行き着ける人。
体質的に無理な人。
ワタシは もちろん無理な人だった訳ですが、
誰かと比較している自分が もうそこにはいませんでした。


「ワタシにはワタシの時間が流れている」
皆が頂上を目指す中、「自分の行けるところまで」と
折り返すポイントを自分で決め、
途中で山を下りることを決めた時、
「ワタシはこれでいいんだよ。」と、自分を許してあげる自分がいました。


不思議と身体が軽く、心が柔らかくなっていくのを感じています・・。

3日目の夕食。

温野菜に添えられたレモンが、甘いグレープフルーツのよう。
大根と人参の下しは、もうデザートの域!
甘くて、シャーベットのような感覚。
もちろん、味付けなんてないですよ。
味覚が研ぎすまされ、そう感じるんです。


玉ねぎの皮が一皮、一皮むけるように、
心と身体に溜まった 滞りを落とし、
五感が 研ぎすまされ、 
少し、次元の違う場所に いたような気がします。


参加していたメンバーも 素敵な方ばかり。
(横浜、千葉から参加された方ばかりで、
地元高松の人間はワタシ一人でした。)
ホメオパシーの先生や、
横浜で シュタイナー学園を運営されているお母さんなど・・。

同じ部屋で寝泊まりする中、
同じ苦しみ、気持ちを分かち合い、
仕事の悩みや、夢について たくさんの話をしました。



わたしたちの身体に合わせ、心のこもったお料理を作ってくれる千穂さん。
本当に過酷な時間だったけれど、
天使のように 静かに見守っている存在に励まされました。


千穂さんからいただいた言葉。

「からだの通りがよくなる
こころの通りがよくなる
氣の通りがよくなる
想いの通りがよくなる
人生の通りがよくなる

全て繋がっているから本当にわかりやすいでしょう。
宇宙と人 エネルギーや想いをやりとりしているわけなのだけれど、
使う言語が違うから身体の中には変換する場所があって、
その通り道がある。
その通り道に滞りがあると うまくやりとりができないから
自分の想いも叶えにくいし、
宇宙の想いも受け取りにくくなってしまう。
だからその道筋をクリアにすることをしているんだよ。」


・・・千穂さんも、恩師からいただいた言葉なんだ、と。
ありがたい言葉が、クリアになった身体の中の道に 沁みわたっていくのを感じました。


最終日。
昼食を食べて解散。

品数も増え、200回も解禁され、
美味しくいただきました。

でも不思議と噛み癖がつき、50回は噛んでいたから不思議!



そして、セミナーの最後にオラクルカードをひきました。

セミナー前に千穂さんが一枚、
「このセミナーを通してみんなに共通のテーマは?」と聞いて、引いてくれていたカードは・・
「Make a Wish」!


そして、セミナー終了時、皆それぞれ、カードを引きました。
目を閉じ、心を無にして・・・
現れたカードは 「Yes」! 



「あなたの直感は正しいので、従って行動してください」



涙が溢れました。
これでいいんだ と、 自分を初めて認めてあげれたような・・。


エゴ満載だった初日。
「ワタシには無理」と何十回も頭でリフレインしていた時間。
最終日には、違う自分がいることに気づいたのです。
それは、本当のワタシなのかもしれません。

普段、無意識に「ワタシは」と主張している自分。
それは、本当に「ワタシ」でしょうか?
そんな「私」を見ている 本当の「私」がいる。
頭では分かっていたつもりだったけれど、
心で、身体で気づけた この4日間の体感は、
言葉では 表現出来ない 時間でした。


早朝の公園で、
道教の体操をした時間。
太陽の陽を浴び、お日さまのエネルギーを身体全てで感じた。
そして、大地のエネルギーを感じた瞬間。
手放したいものを 空高く 放り投げれた瞬間。

涙ぐむ私に、一緒に涙してくれた仲間。

参加者全員で寄せ書きしたカードは 一生の宝物。


この経験まで導いてくれた kuu-kuuさん、
送り出してくれた家族、
天と地、私をサポートしてくれた全ての自然たち
そして、本当の私に
こころからありがとう。




 

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